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さきがけ

  • aureliecharmante
  • 2017年2月6日
  • 読了時間: 2分

本サイトの記事は「ローエントロピーな暮らし」がテーマ。

ここでいう「ロー(低い)エントロピー」とは、

「熱(エネルギー )の拡散(無駄)がないような暮らし」と

置き換えて読んでいただけたらと思います。

エネルギーの無駄をなるべく減らし、太陽の光から生まれるあらゆる恵みを意識して

自然な暮らしを実践しようという日々の記録です。

「百花のさきがけ」といえば梅。

年があけてまだ空気が凍る中、ぴんと緑色の新芽を空に突きつけてその年一番に咲くから、

そう呼ばれるようです。梅の枝をよーく見てみると、緑色の新芽がまっすぐ伸びているはず。 その年に伸びたこの緑色の部分を「気丈」というそうな。

潔くもけなげで、凛とした梅の蕾がほころぶのは、早くともこのあたりでは1月中旬以降。

お正月があけて、梅を待ち望むこの時期に、

梅よりもさきがけて咲くのが、この「蝋梅」。

花の蕾は「期待」だし、「未来の時間」のこと。 枝にまんまるの蕾をすずなりにつけて

上から覗くとわき枝を垂直に伸ばした姿の愛らしいこと。

まるで冴えわたる冬の夜空にきらめく星にも見えます。

中国では、蝋梅・梅・水仙・椿を雪中の四花と呼ぶそうです。

甘く香り高い蝋梅に、水仙と、お正月花として活躍していた千両をあしらってみました。

枕元に置いて障子を締め切ると、早春の香りが部屋中に満ちて ぐっすり眠れました。

 
 
 

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